大阪地区一般公開2019 開催報告

2019年12月25日

11月23日(土・祝)に理化学研究所大阪地区の一般公開を開催しました。

晴天に恵まれ、前日までの寒さはどこへやら、日中は20度を超える陽気で、2,100人を超える皆様が来場されました。

大阪地区には2つの建物があり、全部で6つのフロアを使って、体験型イベント、トークショー、ワークショップ、映像とポスターによる研究の説明など、23個の企画・展示が開催されました。どの展示にも多くの来場者が訪れ、大変盛況でした。

家族や友達同士で訪れる人が多く、就学前のお子さま、小学生、中高生のような若い人からご年配の方まで来場者の年齢層は大変広かったです。

体験型イベントではカビやバクテリアを使った実験の紹介が行われました。また、スマホを使って、自分で顕微鏡をつくって、写真を撮ったり、研究用の顕微鏡を使って、研究に役立っている小さな生き物たちを観察したりしました。

顕微鏡を使って小さな生き物を観察

今年から始まったワークショップでは、煮干しを解剖しながら生物の体の仕組みを学んだり、バイキンの数を正確に数えるゲームに挑戦したりしました。

稼働するスーパーコンピュータも公開され、その大きくて轟音を響かせる姿に多くの皆様が感銘をうけたようでした。

午前中には実験を交えたトークショーが開催されました。たくさんの子どもたちが会場の最前列を埋め、火花が散る実験に歓声をあげていました。

火花の実験

また、午後からは2年前にひきつづき、柳田敏雄チームリーダーによる「世界一おもろい授業ライブ・リターンズ」が開催されました。こちらも立ち見が会場の外まであふれるほどの大盛況でした。

最先端科学に興味のある来場者の方々も多く、研究者によるAIに関するトークや、その他の研究成果を説明したパネルも常に盛況で、研究者の説明に熱心に耳を傾ける方が大勢いらっしゃいました。

来年も秋頃に一般公開を開催する予定です。

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